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イベント・フェアウクレレ弦の選び方
目次
ウクレレの弦は、素材によって大きく下記の3種類に分けられます。
①ナイロン弦
②フロロカーボン弦
③ナイルガット弦
この記事では、それぞれの素材による弦の特徴や選び方をご紹介します♪
①ナイロン弦

D’Addario EJ65S
クラシックギターでも採用されている、やわらかい素材の弦です。
音色についても、やさしく温かみのある音が楽しめます。
弦を押さえるときの指の負担も少なく、初心者の方におすすめです。
透明色のクリアナイロンのほか、黒色のブラックナイロンもあり、クリアナイロンよりもメロウで丸みのあるサウンドが魅力です。
こんな人におすすめ
・ウクレレを演奏するときに指が痛くならないか心配
➡ナイロン弦はやわらかい素材ですので、弦を押さえるときに指が痛くなりにくいという特徴があります。
・コード弾きで伴奏や弾き語りを楽しみたい
➡やさしい音色が魅力のナイロン弦は、和音を鳴らしてアンサンブルに溶けこんだり、弾き語りをするのにもピッタリです。
②フロロカーボン弦

Worth Strings CM
釣り糸と同じ素材で、他の弦と比べて硬くて伸びにくいのが特徴です。
弦が固いことによってチューニングが安定しやすいという長所があります。
屋外で使用する際の対候性に優れ、温湿度の変化にも強い素材です。
細めなので押さえやすく、アタック感のあるクリアではっきりした音色が魅力です。
ヌケの良い音が特徴のクリアフロロカーボンのほか、マイルドな音が楽しめるブラウンフロロカーボンもお選びいただけます。
こんな人におすすめ
・チューニングの安定性を重視したい
➡ナイロン弦に比べてチューニングが安定しやすいので、ストレスなく演奏が楽しめます。
・メロディーやウクレレソロを楽しみたい
➡単音弾きをしたときにはっきりと発音してくれるので、ウクレレソロでのメロディーが際立ちます。
③ナイルガット弦

Aquila AQ-SR
ナイルガット弦は、ガット弦のサウンドを限りなく再現しつつ、ガット弦の弱点を克服した新素材です。
ガット弦とは、羊や牛の腸を使って製造される弦のことで、ナイロン弦が普及するよりも前に広く使われていました。
温かみのある有機的なサウンドが魅力ですが、耐久性や音程の安定性に問題がありました。
ナイルガット弦は、耐久性の無さや温度変化などによる音程の狂いを克服しながら、ガット弦によく似た豊かなサウンドを実現しています。
見た目は白色で、近年多くのウクレレメーカーの出荷時の弦として採用されている実績があります。
こんな人におすすめ
・音量がしっかりあるパワフルなサウンドが欲しい
➡他の弦に比べると弦が太めで張りがあるため、豊かでパワフルなサウンドが楽しめます。
・気分転換に今までと違う弦を試してみたい
➡唯一無二の個性がある弦なので、ナイロン弦やフロロカーボン弦しか試したことがないという方にぜひ一度お試しいただきたいです。
◎Low-G弦について
ウクレレの4弦(抱えたときに一番上にある弦)には、High-G弦とLow-G弦の2種類あります。
通常はHihg-G弦が採用されていますが、Low-G弦に張り替えることで1オクターブ低いG(ソの音)でチューニングをすることができます。
音域が広がることによって、弾ける曲が増えたり、音の響き方が変わるので、Low-G弦に張り替える方も多くいらっしゃいます。
弦交換の際にウクレレに加工が必要な場合もありますので、張り替えをご希望の際はぜひ豊橋店店頭にてご相談ください♪
まとめ
以上、大きく3種類に分類されるウクレレ弦の種類についてご紹介しました。
今回ご紹介したウクレレ弦はすべて豊橋店(豊川店にも一部在庫あり)にて販売中です。
自分に合ったウクレレ弦選びの参考にしていただけると嬉しいです♪
ウクレレ弦の交換頻度は、だいたい半年~1年に1回が目安です。
ウクレレの弦は切れにくいので、ついつい張りっぱなしにしがちですが、
新しい弦に張り替えると音色も弾き心地も格段に良くなりますので、
ぜひ定期的な交換をおすすめします!
また、現在豊橋店ではウクレレフェア2025を開催中です。
期間中はお得な本体購入特典サービスやアクセサリーセールを実施しているほか、8/24(日)には無料コンサートやレッスンイベント(空き枠残りわずか)の開催も予定しています。
ぜひこの機会にご来店くださいませ♪
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