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鍵盤楽器ヤマハエレクトーンELS-03シリーズ開発チームに、元オリエント楽器の生徒さんがいた!
目次

元オリエント楽器の生徒さんが、ヤマハ株式会社に入社したことは知っていましたが、今回のELS-03シリーズの開発に携わったと聞いて、ぜひ話しを聞かせて欲しい!と取材を依頼し、何とか実現しましたので共有させてください!
普段は聞けない新モデル開発の裏話から、拘りポイント、エレクトーンを学ぶ生徒さん達へのメッセージをご紹介いたします。
取材の参加者は、ヤマハ株式会社の道場友哉さん(オリエント楽器の元生徒さん)、
当時道場さんを指導していたヤマハミュージックスクール講師のM先生、
エレクトーンのプロモーションに熱い思いをもつヤマハミュージックスクール講師のS先生、
オリエント楽器からはエレクトーン演奏の得意なH社員と、鎌田社長も同席して取材スタート。

まずは、道場さんの自己紹介から始まりました。
エレクトーンとの出会いはいつから?
就職先候補の中からどのようにヤマハを選んで入社したの?
などの経緯もお話しくださいました。
社会人になってからもエレクトーンが好きで、ご自身の結婚披露宴でもエレクトーンを演奏されたそうです。
また、ヤマハ株式会社のエレクトーン開発チームについて、道場さんの担当についても説明をして頂きました。
このブログでは、いくつか印象に残ったお話しをピックアップしてご紹介します。
ほぼ同等スペック2機種の発売


新しいエレクトーン03シリーズでは、ほぼ同等のスペックのXとXRが発表されました。
ELS-03Xは、今までのELC-02(カジュアルモデル)のデザインが少々似ていることもあり、演奏時の安定性で不安を感じていた方も多く、実機を見る前にELS-03XRの注文が多かったそうですが、いざ発売されて実機が披露されるとXシリーズに人気が集中。
メーカーも生産計画を変更するなど対応をしているものの、納期が遅れているようです。
「音」へのこだわり。ノイズを1/10に抑え込む再設計

道場さんは回路設計の担当だったそうで、その拘りについて語って頂けました。
新モデルのマイク機能は、多数のエフェクト、ボコーダー等が使えるようになり多機能化しています。
そこで「より多くの方に楽しんでいただきたい」との思いから、一度決まった設計を「やり直させてほしい」と上司に直談判し、予算を確保してまでノイズを従来の10分の1に低減させたとのこと。
その拘りが、新しいエレクトーンの進化に繋がっているのだと思いました。
また、ラインアウトの音質をより良い音にする工夫もあり、純粋な「楽器としての質」を追求しています。
道場さんは、ヘッドフォンで聞いた時の音も拘った点なので、ヘッドフォンでも思う存分楽しんで欲しいとのことでした。
一部のユーザーから光り方が変わった?と噂されているレジストボタンの光り方!

レジストボタンの光り方も02から変化があるのをご存じでしたか?
実は今回「ぼやっと、ふわっと」光る独特な質感は、当初から狙った仕様ではなかったとのこと。
しかし結果として、製品の魅力を高める要素となりました。
設計初期の明るさはELS-02シリーズに比べて明らかに足りなかったそうで、回路を見直し、ELS-02シリーズと同等の明るさを確保する過程で、この質感が生まれたのです。
一方デメリットとして、押してからほんの少しタイムラグがあるようですが演奏や操作性に影響が出るほどのものではありません。
その他、楽器と向き合うための物理的な進化

ELS-02シリーズではベースペダルの下にあったフレームも、03シリーズではなくなりスッキリした作りに。
これにより椅子の高さも変更されております。
椅子と鍵盤の位置関係が02シリーズと同じになるようにミリ単位で調整されたとのこと。
操作パネルのボタンの静穏性向上:ELS-02シリーズは「カシャカシャ」という大きめの音だったのですが、今回は静かめでしっとりめの「スチャ」という音に!(笑)
ボタンの質感は高級車の内装を思わせるほど高く、耐久性も感じさせます。
遊び心の拡張:USBオーディオ経由でWAVファイルを再生し、パーカッションとして活用したり録音したりと、「遊べる」工夫も随所に散りばめられています。
ユーザー視点からの改善: ELS-02まで紙や鉛筆が蓋に巻き込まれて中に吸い込まれていった経験も多くの方があると思いますが、ELS-03XRでは改善されたそうです!
OBから現役生徒へのエール

「音楽が好きでプレイヤーになる道もあるけれど、設計という形で音楽に関わる道もある。夢へのアプローチは一つではない。」
道場さんは、今の生徒さんたちに「エレクトーンの世界だけでなく、いろんなメディアを見て表現を広げてほしい」と語ってくれました。
道場さん自身も「まだポリアフタータッチを練習中」という親しみやすい一面を見せつつ、「開発者が気づかないような新しい使い方を見せてほしい」とユーザーの創造力に期待を寄せています。
「いつか皆さんのコンサートに遊びに行きたい」という温かい言葉で締めくくられました。
03シリーズには、そんな開発者の「拘り」と「遊び心」がぎっしり詰まった魅力的な楽器となっています。
オリエント楽器は創立50周年記念事業として、新しいエレクトーンELS-03をフィーチャーしたエレクトーンコンサート「Play On Passion」を6月28日(日)に開催します。
演奏者はエレクトーン界のレジェンド3名。
今までのエレクトーンを知りつくした3名によるコンサートで、どんな演奏と裏話が聴けるのか、いまから楽しみです。
コンサートの詳細はこちらから
また、オリエント楽器では豊川店にてELS-03G、ELS-03XRを展示中。
もちろん店頭での試弾も歓迎です。
オリエント楽器では、エレクトーンが得意な講師、スタッフが揃っています。
エレクトーンのことなら、オリエント楽器!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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