「ジュニアオリジナルコンサート」とは？

ヤマハ音楽教室で学ぶ15歳以下の子どもたちが作曲・編曲し、自ら演奏するコンサート、それがJOCです。
1972年に第1回が開催されて以来、日本国内をはじめ世界各国で開催され、今年度には第52回を迎えました。
なんと、50年以上もの長い歴史があるコンサートなんです！

オリエント楽器では1月21日(土)・22日(日)に実施し、2日間で合計76曲の素晴らしい曲が発表されました。
演奏形態は様々で、ピアノ・エレクトーンのソロ、ピアノ連弾、ピアノとサックスのアンサンブルなど多岐にわたります。

その場で作曲！即興演奏

JOCでは曲の発表だけでなく、即興演奏のコーナーを設けています。

即興演奏とは、その場で即座に曲にし、演奏することです。
例えばジャズの曲には、楽譜が書かれていない“アドリブ”という箇所があることをご存知の方も多いと思います。
アドリブも即興演奏の一つで、この場合、演奏者はコード進行や小節数を基にメロディーを考え演奏します。

JOCの即興演奏は、その場で与えられた2小節程度の短いメロディ(モチーフ)から一つの曲を作る“モチーフ即興”です。
言葉で聞くだけでも難しそうな即興演奏、もちろん演奏するのもとっても大変…！
音楽の基礎となる「きく力」「うたう力」「ひく力」「よむ力」「つくる力」をバランスよく学習し、音楽を総合的に学習するヤマハ音楽教室の生徒さんだからこそできる、学習成果の一つとも言えます。

実は、即興演奏のコーナーはコロナ禍に入ってから実施できていませんでした。
今回は実に2年振りの開催！その場でモチーフが決まる緊張感の中、2年生から6年生まで合計7名の生徒さんが即興演奏を披露してくださいました。

舞台裏を少しだけご紹介

JOCは、即興演奏を含む全ての曲を撮影・録音しています。
そのため、客席に撮影スタッフさんがいたり、

ピアノの中には、録音やPA(音響)を担当してくださるスタッフさんが使用するマイクが仕込まれていたりします。

また、先生方には司会や舞台袖で生徒さんのサポートをしていただくなど、本当に多くの方にご協力いただいています。
JOCはそういった皆さんのおかげで、毎年無事に開催することができています。
参加してくださる生徒さんはもちろん、関わる全ての方に大変感謝しております。

YouTubeで視聴

撮影した映像はDVD・BDにして販売しています。
更に、今年はDVD・BDをご購入いただいた方の中から、希望された方の演奏をオリエント楽器のYouTubeチャンネルへアップロードさせていただきます！

映像の出来上がりには少しお時間をいただくため、今すぐにご紹介できないのが非常に残念です…。
アップロードが完了次第、当ブログも更新しますが、是非チャンネル登録をしてお待ちいただけますと幸いです。

JOCセレクション

また、全国のJOC参加作品の中から選ばれた年間約100曲が、ヤマハのYouTubeチャンネル(ヤマハJOCチャンネル)にもアップロードされます。
そんなJOCセレクションに、昨年度はオリエント楽器から2名の方が選ばれました！

曲を聴いているだけでも、込められた想いがひしひしと伝わってきます。
お2人の堂々たる演奏をお聴きください♪

最後に

今回はヤマハ ジュニアオリジナルコンサート(JOC)2022をご紹介させていただきました。

いかがでしたでしょうか？
ヤマハ音楽教室ではただ楽器が弾けるようになるだけでなく、幼児期のレッスンから培ってきた「きく力」をベースに、「作曲」「編曲」ができる力も育てていきます。

作曲や編曲には時間がかかりますし、時には大きな壁にぶつかることもありますが、全ての生徒さんがその壁を乗り越え曲を発表してくださいました。
そして、その曲はJOCを通して多くの方のもとへ届き、音楽の歓びを広く分かち合うことに繋がっていきます。

この貴重な経験はヤマハ音楽教室ならでは！
これからもたくさんの方々にヤマハ音楽教室の良さを体験いただけると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました！